妙音寺開運招福秘蔵什物 -秋分彼岸中公開- |
〇 分福茶釜
群馬県館林市の茂林寺に伝わる分福茶釜。
最近では日本一暑くなる館林より桐生の妙音寺に避暑に来ている?
夜には尻尾だけ出して眠る。 |
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〇 人魚のミイラ
世界各地に伝承される人魚。
日本では嵐を起こし漁師を惑わすと恐れられている一方、吉兆との説もある。
人魚の肉を食せば八百歳の寿命を得るとされ、不老長寿や無病息災の信仰対象にもなっている。 |
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〇 雷獣のミイラ
落雷と共に現れると言われる雷獣。
東日本を中心に日本各地で伝説が残る。
中国では「山海経」に、この名が有り、水に入ると風雨を呼び、声は雷鳴の様だとある。
その皮で作った鼓は五百里にまで響くとする。
雷雨の時、空中を飛び地に落ちて樹木を裂き、人畜を害するなどと言われるが、
拝すれば落雷や暴風雨などの災害に遭うことなしとも言われる。 |
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〇 幽霊画
幽霊画と言えば、全生庵の三遊亭円朝コレクションが有名で有るが、
妙音寺にも幽霊画コレクションが存在する。
幽霊画と言うと不気味なものとして怖い物見たさで見る物と思われがちであるが、
縁起物としての一面も持つ。
なぜならば、幽霊は「夜に出る」故に「世に出る」に繋がり、出世すると言われるからである。
作者も、応挙をはじめ、ビックネームが多いが、これも真贋より縁起物として楽しむべきであろう。
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